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本書を見て「IHEって何?」と思った読者は,立ち読みでもいいですから,第3章を読みましょう.ちゃんと知りたいと思ったら,これを持ってレジヘ行ってください.あとは本棚の目立つところにおいて,必要な時開いてみましょう.
IHE,DICOM,HL7,どれも聞いたことのない読者は第3章と資料の1,2を読んでください.あなたのために本書は書かれました.DICOMは聞いたことあるが,IHEは聞いたことのない人,HL7は知っているが,IHEは知らない人は,第3章,第4章,資料の1,2を読んでください.
病院の院長や将来院長になる予定の人で,病院情報化の波に遅れたくない人,病院の医療情報関係の委員の人,委員になる可能性がある人は第2章,第4章と,さらに第6〜9章が参考になるでしょう.病院情報化の現状を知りたい人,病院でコンピュータ端未を使いながら,どうなっているのか知りたい人,コンピュータって,どうしてこんなに使いにくいのか知りたい人,病院に興味がある人は第11章が役に立つでしょう.
病院の医療情報責任者や他人から医療情報,特に機器関連に詳しいと思われているが,実は自信がなく,こっそり勉強したい人は,第5章や第10章,第11章をしっかり読んでください.医療関係者や患者が,いかにして幸せな医療情報システムを手にできるかを知りたい人,また苦労をした時代を知りたい人は第3章,第11章を読んでください.
IHEやIHEの活動に特に興味がある人は,第6〜9章を読んでください.それで,ワクワクしたり,不安になったりした人は,IHEの委員になって貢献してください.医療関係の会社に勤めている方,特に病院情報システム,放射線情報システムやPACSなどを扱っている方は,第2〜4章および第5章,第10章を読んで,クライアントに情報を提供してください.あなたは,クライアントから尊敬の目で見られ,仕事が楽にできるようになるでしょう.
読者がいて,本があれば,それで十分ではありません.いろいろな読者に合わせた読み方のガイドラインがあれば,本はより読みやすくなり,最小限の手間で,最大の利益を得られます.これは,DICOMやHL7があれば,それだけでいいか.本書は,IHEの入門書ですが,いかにして情報化をすれば,人が幸せになるかの一例が書いてあります.かなり知っている人しか読めない部分もあり,わからないところがあっても気にする必要はありません.安心してください.IHEに詳しい人には,内情もわかり,興味深く読めると思います.
(安藤 裕、塚本 信宏)
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