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IHE-Jガイドラインによる統合プロファイル機能例

■SWF統合プロファイル (SWF:Scheduled Workflow 通常業務運用)

放射線検査の基本運用の流れを定義したもので、患者登録、検査オーダ発行・受信、検査実施、画像保存、画像検索、画像表示といった放射線画像検査の一連の流れをHL7およびDICOMのメッセージを通じてデバイス間の連携をとるための機能。

  ⇒ SWF統合プロファイル(通常運用業務)概念図

■PIR統合プロファイル (PIR:Patient information Reconciliation 患者情報の整合性保持)

SWFをベースとし、救急などの氏名不詳の患者検査について、判明した氏名を後から患者登録することにより、保存されている画像データの患者属性が自動的に更新される機能。
  ⇒ PIR統合プロファイル(患者情報の整合性保持)概念図

■CPI統合プロファイル (CPI:Consistent Presentation of Image 画像表示の整合性確保)

画像の表示形式において、モニタ表示やハードコピーにおける階調再現などの表示・出力について、複数の装置の間での一貫性・整合性を保つための機能。

  ⇒ CPI統合プロファイル(画像表示の整合性確保)概念図

■RWF統合プロファイル (RWF:Reporting Workflow レポーティングワークフロー)

報告書の作成システムについて、日本におけるレポートワークフローの適合について検討した読影レポート検討委員会(IHE-J臨床企画委員会報告書ワークフローWG+JIRA読影レポート検討委員会)の検討結果を尊重し相互運用性に資する機能。

■PDI統合プロファイル (PDI:Portable Data for Imaging 可搬型媒体でのデータ交換規約)

他院のシステムから、画像情報をオフラインで提供された場合に、簡便で円滑な取り込み連携が可能となる、インポート機能 。

  ⇒ PDI統合プロファイル(可搬型媒体でのデータ交換規約)概念図